2020春の自家採種。
ちょっと雑な写真から始まってしまいますが(汗)、今年の春も無事に野菜の種取りをすることができました。とは言っても、「まえむき。」で栽培している秋冬野菜のほんの一部だけではありますが。。。
自家採種といっても、ここまでくれば難しいことはとくになく。カラカラに乾いたさや付きの茎をブルーシートに並べて、
足でフミフミして、
さやから外れた種を、
「けみ」と呼ばれる道具に移して、ふーふーすると、
種だけ残ってこれで終了です。大分はしょっていますがww主にやることはこんなことですww
むしろここまでの前段階がけっこう大変で。冬野菜のメインであるアブラナ科(大根とか蕪とか菜っ葉とは)は他の野菜と交雑しやすいので、それぞれの距離を流行りのソーシャルディスタンスにして、さらに虫が入ってこないように目の細かいネットでぐるぐる巻きにして、他の種類の野菜と受粉しないようにしなければいけないのです。
本当はそれぞれの距離を2kmほどソーシャルディスタンスしなければいけないのですが、、、個人でそれをやるのは結構無理があるので、、、できるだけ交雑しないように、毎年それぞれの特徴を維持した株だけ残して受粉させるようにしています。これが結構難しいのです。。。ちなみにこれは「田辺大根」の種。
大根の種は始めて採種したのですが、鞘が厚くてけっこうたいへんでした。
何が大変って、踏んでも種がさやから外れないので、、、一つ一つ剥いてみたのです。。。本当はもっといい方法があるんだと思うのですが、それは次回の課題ということで。
今年の自家採種は8種類。今回は根野菜を中心に採種したので、来年は葉野菜を中心に採種しようかな。それぞれちゃんと特徴を継いでいてくれるといいなぁ。なんて思っています。