またまた久しぶりの投稿になってしまいました。。。新しい実験始めています!!!
今年の春にクラウドファンディングを行い、いただいたご支援で購入した(まだ手元に来ていない)粉砕機。
それを使って竹をパウダーにしたものに、菌床とか米ぬかを混ぜ微生物のチカラを借りて発酵させたものを作って、これから世に広めていきたいと思っておりまして。。。
農薬や化成肥料はもちろん、鶏糞牛糞などの堆肥も使わずに、土の中に住む微生物とか菌とか、生き物の力を借りて栽培しているのですが、やはり山形は寒くて、微生物がしっかりと活動できる期間が短いんだなとこの何年か思っていました。
自然栽培とは、そもそも多分、自然界に住む微生物や菌や虫たちの力を借りて野菜を作ること。
一応原則として「持ち込まず、持ち出さず」ということがあるのですが、
そもそも問題、「野菜の種」を持ち込まなかったら野菜はできないし、「出来上がった野菜」を持ち出さない限りは食べられないわけで。
前々からこの前提に深〜〜〜〜〜い疑問があったんですよね。どういうことなのよと。
不思議ですよね。
場所によって自然のあり方が違うのに、「こうでなければならないのだ!!!」みないな基準があるのって。
まぁそんなことを言い出すと話が進まないので、、、まえむき。では微生物や菌の活動を活性化させ地力を回復させるために圃場の中に野菜を栽培せず土壌を休ませる場所を作っているのですが、それでも自然栽培が盛んな暖かい地方と私の住む寒い地方はなんか微生物たちの動きが違うんだろうな〜なんて考えていたんですよね。そもそも、遊佐町は11月ごろから5月ぐらいまで露路であまり野菜育たないです。ということは、ざっくりですが地温が低いから、温度が必要な微生物とかの動きは鈍くなっているはず!ということになるのではと。で、もっとそもそも、自然栽培が生まれた(盛んな)暖かい地域と私たちの住む地域では「自然」のありかたがまったく違うので(平均気温とか降水量とか日照時間とかもっといろいろ)同じようにはできないよな〜〜なんて。
と、他にもまぁいろいろ考えたのですが、そもそも微生物のチカラを借りて野菜を作ることを目標としているのだから、微生物さんたちが畑に来てくれることはウェルカムなのではないかと考え、竹をメインとした微生物資材作って里山との循環を意識しながらいろいろ活動していきたいなぁなんて考えています。
で、来年からとりあえずいっぱい作って販売する前に、少量作って実験してみようということで、いろいろいただいたり購入したりして材料を集め、発酵実験を開始することにしました。
ビニールハウスの一角の草を刈ってブルーシートを敷いて、
混ぜる資材の重さを計りながらどんどん重ねていって、スコップを使ってしっかり混ぜて山に積んで発酵させていきます。
熱くなりすぎないように時々切り返して、完熟するまで約1ヶ月ほどかかるみたいです。
どんなのできるのか…楽しみです♪
ちなみに作り方の相談に乗ってくれた方が作った資材(材料はちょっと違います)を、水ナスの畝で使ったところと使わないところを作って実験してみたのですが、、使ったところの水ナスの木の方が元気がいいように見えますね。
あと、こういう作業は夏にやるもんじゃないですね。初めて熱中症になりかけてしばらく動けなくなりました笑
今、混ぜたものを積み上げて発酵させる倉庫のような場所を探しているのですが…ご紹介いただけるとありがたいです。2tくらいのダンプが入って荷物を降ろせるくらいの広さがあるといいなぁ、なんて思いながらいろいろ探しています。なかなかないんですよね〜
あと、この資材に興味があって使ってみたい!!!!という方も探しています。堆肥ではないのですが、間違いなくいい資材で、オーガニックがこれからのトレンドになるとしたら間違いなく役にたつものになると思います。
まとまりなくいろいろ書いてみましたが…しっかりやらねばです!!!!