米ぬかボカシ肥作り

2021-06-23

ようやく私たちの住む遊佐町も梅雨入りしまして。雨が降ると畑の作物に水やりしなくてもいいのでありがたいですね〜〜。
ということで、雨の日の大事な作業、ボカシ肥を作りました。

ボカシ肥といってもいろいろ作り方はあるようなのですが、、、我が家の作り方は嫌気発酵させるやり方です。以前作ったものがもう無くなってしまい、、、でも夏が始まるこれから追肥として必要になってくるので急いで仕込みました。

まぁ、作業としてはとても簡単です。まずは米ぬかを作業をする場所にだして、

その上に油粕をだし、

これは今回が初めてなのですが、発酵に必要な微生物の住処として春先に焼いておいた籾殻くん炭を足して、

で、これが大事。以前作ったボカシ肥を発酵させる種として入れます。普通は水に畑の土を混ぜてその上澄みの水を使うことで微生物や菌を入れていくのですが、我が家では一番最初に作ったボカシ肥を種菌としてずっと使っています。

この種菌を代々使い続けているからか、発酵の具合が落ち着き、ボカシの仕上がりが安定してきたように思います。なんだか秘伝のタレみたいですがwwこのやり方が一番簡単な気がします。

最後にもう一度米ぬかを入れて、

均一になるように下からザクザクかき混ぜていきます。ちなみに、我が家の比率は米ぬか:油粕=3:1ぐらい。そのほか入れたものはなんとなくの量ですww

しっかり混ざったら、水を入れて、

混ぜ混ぜして水を含ませていきます。

もちろん水分量も厳密なところはわからないのですが、我が家では、混ざったものをぎゅっと握って、

固めたものを親指で押すとほろっと割れるぐらいの水分量。水が多すぎると腐っちゃうし、少ないと発酵しづらくなりますが、まぁこの辺もざっくりですww

できたものを空気を抜きながら袋に詰めて口をしっかり縛って完成です。使えるようになるのは夏場でひと月後、冬で3ヶ月ぐらいが目安です。しっかり発酵したボカシ肥は麹のようないい香りがします。今回し込んだ量は合計で150kgぐらい。もうちょっと仕込まないと。